認知行動療法 NO.2
前回(認知行動療法NO.1)では、認知行動療法の基本モデル(図1)を説明いたしました。
今回は、同じできごとが起こったにもかかわらず、ポジティブに考える方(ポジティブ思考)とネガティブに考える方(ネガティブ思考)の違い「考え方のクセ」について説明していきます。
認知(頭に浮かぶ考え、イメージ)は、自動思考とスキーマという2つの層からできています(図2)浅い層には自動思考があり深い層にはスキーマがあります。スキーマは、認知の土台となる部分で幼少期の経験や教育で育まれ自動思考に影響を及ぼします。
自動思考は、次々と「パッ」浮かんでは消えていきますが、振り返ると容易に思い出すことができます(捕まえることができる)
しかし、スキーマは、「価値観やルール」という自分自身にとっては、当たり前で意識しないこと(心臓の鼓動を意識して生活をする人は少ないはず)であるため気づきにくい(捕まえにくい)
そのため自分自身の考え方のクセ(ポジティブ思考・ネガティブ思考)を知らないことで社会生活がうまくいかないなどの困りごとが生じるわけです。考え方のクセは、訪問看護を通して可視化、振り返ることで「気づき」として理解できます。どうでしょう?あなたは、対人関係や社会生活で、困っていませんか?それは、考え方のクセのせいかもしれません。
次回は、考え方のクセを可視化するツールがありますので、その説明をしたいと思います。
セノーテ訪問看護では、それぞれの得意とする分野のスペシャリストがいます。まずは、相談という「1歩」を踏み出してみませんか?


セノーテ訪問看護那覇沖縄エリア中部ステーション
アンガーマネジメントファシリテーター取得
精神科認定看護師
渡慶次 保